日本看護技術学会第16回学術集会

第16回学術集会

会期
2017年10月14日(土)〜10月15日(日)
会長
本庄 恵子(日本赤十字看護大学)
会場
日本赤十字看護大学 ( 東京都渋谷区 )

会長挨拶

日本看護技術学会第16回学術集会
つなぐ ひろがる 看護のわざ

 第16回学術集会のメインテーマは、「つなぐ ひろがる 看護のわざ」です。
 より良い看護のわざは、それが言語化され実証されることによって、多くの人にそれを伝え、つなぎ、ひろめていくことができます。

 看護のわざは、看護専門職者や多職種専門家とのつながりのなかで磨かれ、ひろがるということがあるでしょう。日本看護技術学会の特徴のひとつに、看護実践家と看護教育研究者がともに関心のあるテーマに取り組み、実践的にも教育研究的にも「看護のわざ」を探求していることがあると思います。また、看護専門職者と産業界も含めた他職種との協働的な取り組みも行われてきています。このような地道な取り組みを発展させ、良質な看護のわざをさらにひろめるにはどのようにすればよいかを考えてみたいと思います。

 看護のわざをつなぎひろめるということを考える時、「一人ひとりの力をいかす」という視点が欠かせないと考えます。この一人ひとりの力には、私たち看護専門家、他職種、そして、看護を必要としている当事者の力が含まれます。超高齢社会を迎え、さまざまな健康上の課題とともに生きる人が増加しています。一人ひとりの「どう生きていきたいか」という考えに寄り添いながら、その人の持てる力を生かすような看護のわざの吟味が必要といえるでしょう。「一人ひとりの力をいかす」ためには、看護を必要としている当事者や協働する多職種専門家の特性や強みをよく理解すること、そして、私たち看護師自身が自分たちの「看護のわざ」、すなわち、専門性を認識することが必要なのではないでしょうか。看護のわざをつなぎひろめるうえで、当事者を含めた新たな協働の方略の検討が大切になると思います。

 1人の看護師の良質な看護のわざ、1つの良質な看護のわざは、つないでいかなければ消えていきます。看護のわざの根底にある大切なものは何かを問い直し、世代を超えて継承していければと思います。

 第16回の学術集会では、看護のわざはいかにつながりひろがってきたか、そして、未来に向けて、より良い看護のわざをいかにつなぎひろめていくかを皆さまと一緒に考えていきたいと思います。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

日本看護技術学会第16回学術集会
大会長 本庄 恵子

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